秋の幕開け、台風到来。
気温が安定しなくて頭も痛い。
仕事のやる気はいまいち上がらない。
それでもビールはうまいし、銭湯に入れば極楽なのだ。
自分を癒す術、回復する術がわかっているといいなと思う。
その場しのぎかもしれないが、ないより良いのだ。
読書の秋を先取りし、夏からいろいろ小説を読み漁った。
「三十の反撃」
1988年ソウルオリンピックの年に生まれ、三十歳になった非正規社員のキム・ジヘ。88年生まれに一番多い名前「ジヘ」と名付けられた彼女はその名の通り、平凡を絵に描いたような大人になっていく。
大企業の正社員を目指すジヘの前に現れたのは、同じ年の同僚ギュオク。彼の提案する社会への小さな反撃を始めることになったジヘは、自身を見つめなおし、本当にしたかったことを考えるように。そして、ついに「本当の自分」としての一歩を踏み出すことになる――。
「白鳥とコウモリ」
遺体で発見された善良な弁護士。
一人の男が殺害を自供し事件は解決――のはずだった。
「すべて、私がやりました。すべての事件の犯人は私です」
2017年東京、1984年愛知を繋ぐ、ある男の"告白"、その絶望――そして希望。
「罪と罰の問題はとても難しくて、簡単に答えを出せるものじゃない」
私たちは未知なる迷宮に引き込まれる――。
東野圭吾が好きなんです。
この「白鳥とコウモリ」は500ページ超えの大作。是非とも映像化してほしい。
いま、2周目を読んでいるところ。
まだまだ読んでない作品があるから、全部読破したい。
「三十の反撃」は韓国の作家、ソン・ウォンピョン氏の作品。前作「アーモンド」も読んだが、なかなか読みやすい。良い翻訳なんだろう。
ここでタイトルを回収。
「adieu」名義で歌手活動をしている上白石萌歌さんの「天使」という歌がとても好きで良く聴いている。
「涙をそっと小瓶にいれて」という歌詞がとても好きです。