2022年4月に観た映画

4月に観た映画です。

 

 

 

空白(2021年)

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あらすじ

全てのはじまりは、よくあるティーンの万引き未遂事件。スーパーの化粧品売り場で万引き現場を店主に見られ逃走した女子中学生、彼女は国道に出た途端、乗用車とトラックに轢かれて死亡してしまった。女子中学生の父親は「娘が万引きをするわけがない」と信じ、疑念をエスカレートさせ、事故に関わった人々を追い詰める。一方、事故のきっかけを作ったスーパーの店主、車ではねた女性ドライバーは、父親の圧力にも増して、加熱するワイドショー報道によって、混乱と自己否定に追い込まれていく。真相はどこにあるのか?少女の父親、学校の担任や父親の職場も巻き込んで、この事件に関わる人々の疑念を増幅させ、事態は思いもよらない結末へと展開することに。

 

 

mid90s ミッドナインティーズ(2020年)

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あらすじ

1990年代半ばのロサンゼルス。13歳のスティーヴィーは兄のイアン、⺟のダブニーと暮らしている。⼩柄なスティーヴィーは⼒の強い兄に全く⻭が⽴たず、早く⼤きくなって彼を⾒返してやりたいと願っていた。そんなある⽇、街のスケートボード・ショップを訪れたスティーヴィーは、店に出⼊りする少年たちと知り合う。彼らは驚くほど⾃由でかっこよく、スティーヴィーは憧れのような気持ちで、そのグループに近付こうとするが…。

 

 

 

ハッチング-孵化-(2022年)

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あらすじ

北欧フィンランド。12歳の少女ティンヤは、完璧で幸せな自身の家族の動画を世界へ発信することに夢中な母親を喜ばすために全てを我慢し自分を抑え、体操の大会優勝を目指す日々を送っていた。ある夜、ティンヤは森で奇妙な卵を見つける。家族に秘密にしながら、その卵を自分のベッドで温めるティンヤ。やがて卵は大きくなりはじめ、遂には孵化する。卵から生まれた‘それ’は、幸福な家族の仮面を剥ぎ取っていく・・・。

 

 

「空白」は終始重苦しい空気感だった。

また見たいとは思わなかったが、子供を失った後の親の行動としては、こういうパターンもあるのだろうと知った。

 

「mid90s」はとても好き。

地元のスケーターの兄ちゃんたちに憧れて仲間入りをする。兄貴とは違った、自分の存在感を出したい、家族にはあれこれ言われたくない。僕も弟の立場なのでなんとなく共感しながら見ていた。

 

「ハッチング」は見終わった後は正直微妙と思っていたけど、見終えた後にいろいろ考えて、他人のレビューも見ながらお見返すうちに、すごい作品を見たんだなと思い知らされた。聞き慣れないフィンランド語も気にならなくなり、結末まで引き込まれた。

 

来月はもう少し明るい映画を見よう。

ゴールデンウィークもあるし。